季節の見どころ
新緑・紅葉ポイント
梵字川渓谷
弘法大師伝説と自然美に彩られた渓谷
全長37.5kmからなる梵字川は、神秘の山々、月山・湯殿山の懐に抱かれた静かな清流です。梵字川流域には、弘法大師にまつわる伝説が数多く残されており、川の名の由来もその一つ。春には青葉が満ち、渓谷両岸に藤の花がやさしい色合いを見せ、夏には清涼な川の流れと滝、秋には息をのむほどの紅葉で彩られ、冬は降りつもる白雪と、まさに自然の恵み、造形美がここにあります。
◆弘法大師伝説
弘法大師は川の流れの中に、金色の梵字が書かれたフキの葉をみつけ、導かれるようにして湯殿山へと辿りつき開山したと伝えられています。梵字川はこの伝説が名前の由来となっています。
▼見学メモ
旧112号線(ブナ街道)
新緑・紅葉おすすめドライブコース
ブナ林のドライブコースで人気のある旧112号線、通称「ブナ街道」。国道112号線から田麦俣地内に入ると田麦川沿いの新緑・紅葉から始まり、七ツ滝、湯殿山の麓までと続く道です。ゆっくりと景色を眺めながら、気持ちいいドライブしてみてはいかがですか。
田麦橋からの渓谷、落ち口の滝周辺の紅葉も鮮やかです。
▼見学メモ
荒沢ダム
湖面に映る木々と山々の姿が素晴らしく、スケッチや写真撮影ポイントに最適です。ダム湖が静かな時をねらって撮影しよう。
やまがたへの旅「荒沢ダム」湯殿山神社
新緑の緑に大きな鳥居の赤が映えます。
ぐるっと360度、朝日エリアで一番早く紅葉が楽しめる場所でもあります。
七ツ滝
日本の滝100選地。高さ90mの断崖を二段で落ちる滝の姿と赤や黄色で色づく葉の風景が写真家に好まれている場所です。
詳しく見るアカクラ・アオクラ
月山ダム管理事務所よりトンネルを越え、あさひ月山湖の対岸に見ることができます。向かって右側が青(岩肌)左側が赤という独特の渓谷がおもしろい。
泡滝ダム(朝日連峰登山口)
地元の方いわく「ここの紅葉が何処よりもきれい!」と絶賛。少々時間がかかっても、ぜひ訪れたい紅葉スポット。
へぐりのまんぼ周辺(名川橋)
享保年間に掘られたという農業用水路で、対岸から見る景色は地元の人イチおしの紅葉スポット。
乳銀杏(ちちいちょう)
県内でも有数の高さを誇る乳銀杏の木。
葉が黄色く色づき、やがて落ち葉となるころ朝日エリアに本格的な冬が来るといわれています。
▼見学メモ
《車》庄内あさひICより約10分、鶴岡市街より約30分